ギリシャの出湯

ギリシャの湯に浸かる

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<ギリシャの名湯〜エディプソス>

<ギリシャの湯に浸かる>
古代ロマンの観光の国、ギリシャは世界各国から毎年800万人以上の
観光客が訪れる世界有数の観光国です。

しかし、ギリシャの温泉は国内に750以上ありますが、
温泉地としては30数箇所しかなく、
ギリシャ政府は、より多くの観光客誘致のため整備を進めています。

観光客にとってのギリシャの魅力は
「青い海と輝く太陽」と「古代ギリシャの歴史と文化」でありますが、
近年ギリシャ政府は国際観光の振興のために、
様々な魅力づくりを推進しています。

その主要プロジェクトは、マリーン観光、冬期観光、療養観光という
「新しい旅」の開発であり、そのためにレジャー用のマリーナの整備や
スキー場や温泉地の開発・整備が行われています。



ヨーロッパのリゾートは、ハイクラスの人々が治療のために
温泉に出かけるようになり、そこで温泉リゾートが形成され、
これに追随し海浜や山岳のリゾートが開発されてきた歴史があります。

ギリシャの温泉地開発は、この歴史経緯を踏まえ、
治療目的のハイクラスの長期滞在客を誘致しようとするものです。

このプロジェクトの一環として、GNTO(ギリシャ政府観光局)によって
1988年にはエディプソスの水治療法・物理療法センター、
1989年にはプラティストモにホテルが整備され、
現在、キリニでは1日6,000人が利用できる
水治療法センターの整備が進められています。

また、GNTO所管のカイアファ、テルモピレーの温泉地や、
地方自治体のニシロスでは温泉施設の整備計画が進行中であり、
近い将来ギリシャの温泉地はより充実した施設設備、
治療体制をもつものとなるでしょう。

温泉施設・温泉地の整備とともにギリシャ国民の温泉治療を
推進するためのプログラムも、1987年より充実されています。

このプログラムは、治療を必要とする低所得者を対象としたもので、
エディプソス、イパティ、ルトラキ、キリニとエレフタレスの
5つの温泉地で実施され、食事代の一部がGNTOと社会保険機構により
助成されているそうです。



その内のひとつであるエディプソスは、
エーゲ海にあるエヴィア島の小さな港町です。

その歴史は古く、かってはローマ皇帝のコンステンティヌス
を始めとして、多くの王侯貴族が入浴したとされる由緒ある温泉です。

ここには三つの源泉があり、リュウマチ、関節炎、腰痛、婦人病などに
効果があるそうです。

町には温水プールやスチームバス、サウナといった施設の他、
マッサージ室やトレーニング室が揃っている温泉センターがあります。

ここは温泉を治療に利用するための最新の設備が整えられています。

治療を受ける人は、まず医師のカウンセリングを受けた後に、
ハイドロマッサージなどの水治療法や電気療法の
物理療法を専門のスタッフによって行います。

また、治療以外にも、ダイエットやトレーニング目的に来る人もいます。

観光客として温泉を利用する場合は、ホテルがお勧めです。

ホテルといえば、ドーム形状のガラス屋根をした、
巨大なローマ風呂の施設があり、温泉治療のプログラムも
整っているテルメ・シーラ・ウェルネス・ホテルが良く知られています。

また近年では、海水や海藻などを使用して入浴や水圧マッサージをする、
ギリシャが本場のタラソテラピーを行う施設も増えており、
現在では世界各国のスパでも導入されてきています。



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